物語思考 / 古川 健介（2023）
gandc-sky筆者は、「努力した結果、成功を手に入れ、幸福になる」という考え方に疑問を感じます。喜びと苦しみが混在する日々の生活の中にこそ幸福があると考えます。
私たちも、自分を主人公にした物語をつくり人生を楽しみましょう。
物語思考 / 古川 健介（2023）
- なりたい自分を考える
将来なりたい自分を決めて、現在の自分の行動を変えましょう。将来なりたい状態を100個書き出しましょう。なりたい状態の抽象度を上げて、なりたい理由まで考えよう。夢や目標は、変わっても構いません、随時見直しましょう。
- 自分のキャラクターを決める
なりたい自分のキャラクターを設定して、理想のキャラに近づく努力をしましょう。
キャラとは、【キャラ＝やりたいこと＋行動＋障害＋選択】 となります。
- キャラに行動させる
「キャラ」と「行動」は、車の両輪です。キャラの行動をイメージしましょう。
（例）マナーとルールを守る。日々成長する。社会に貢献する。
- キャラが活きる環境をつくる
人は自分の行動をみて自分の性格を判断する。行動を変えると性格が変わる。環境を変えると行動や性格を変えやすい。理想的な人達との交流は自分を理想に近づける。
新しい環境では、自分の得意分野で貢献する、そして、支援者をつくる。SNSの場合では、フォローワーを増やす。
- 物語をころがす
自分の人生を客観視して、面白いストーリーを創作しよう。ワクワクする名場面を作り、実践してみよう。
戦略（方向を決める）、作戦（行動の具体化）、戦術（具体的な行動やタスク）を決めて実行する。うまくいかない時は、①ジャーナリング（自分の情報や考え方を書く）、②尊敬する人にメールで相談するつもりで書く、③自分のアイディアを溜め過ぎない。
- まとめ
人生は、自分という主人公がなりたい自分を目指して、成長する物語です。人は、物語とキャラクターを設定することで行動を変えることができるのです。
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