あした死ぬかもよ? / ひすい こたろう(2012)

・人生最後の日に、「もっと冒険をしておけば良かった」と後悔することがない生き方を探しましょう。

あした死ぬかもよ? / ひすい こたろう(2012

1.後悔なく生きる

 アメリカで90歳以上の老人に、人生を振り返り後悔することを聴いたところ、90%の人が、「もっと冒険をしておけば良かった」と答えたそうです。思い通りの人生を送らなかったと自覚する人が多いのです。

人は死を意識すると自分の本心と出会えます。本心に従って生きることで後悔の少ない人生を送ることができるでしょう。

いつかやろう、の「いつか」は、永遠にやってきません。やりたい事が明確になったら、「今日」やりましょう。

2.夢に生きる

 人は心からときめくことには、どんな苦労も苦になりません。自分にとって理想的な人生、を思い描きましょう。一番大切なことに大切な命(時間)をかけましょう。尊敬する人、憧れる人が、ワクワク人生の方向性を示してくれます。「死ぬまでにやりたいことリスト10」を作成して、一つひとつ取り組むことも素晴らしいと思います。

3.ミッションに生きる

 孫正義氏は、25歳で大病を患い、余命5年を宣告されました。入院生活で、「竜馬がゆく」を読み、坂本龍馬に出会いました。坂本龍馬が、28歳で脱藩して、33歳で暗殺されるまで、わずか5年で日本を生き方に感銘を受けたそうです。孫正義は、死と向き合い、大事なものは、お金じゃない、地位や名誉でもないと気づきました。世の中の人のためになることをやりたいと心に誓ったそうです。

 淡々と過ぎていく日常に幸福の本質があります。幸福は未来に出会うものではなく、今あるものなのです。気づくだけで幸福になれます。人生の目的が幸福になのではありません。幸福がスタートで、幸福から夢を目指していきましょう。

4.心に生きる

 スティーブジョブスは、毎朝、「今日が最後の日だとして、今からやろうとしていることをするだろうか?」と自問自答したそうです。「違う」問う答えが続く場合、生き方を見直したそうです。

 人は死を前にすると、大切じゃないものはすべて消え去ります。毎日を人生最後の一日と思って生きましょう。

 憧れる人がいることはステキな事ですが、同じ人間になる必要はありません。欠点は個性です。あなたは、堂々と胸を張って、あなたでいいのです。

 あなたが生まれたのは、両親が起こした奇跡と言えるでしょう。奇跡で授かった命です、あなたの夢の実現に生かしましょう。

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