2035 10年後のニッポン / 堀江貴文(2023)

10年後の未来をのぞいてみませんか?

インフルエンサー(実業家)堀江貴文さんの描く、未来予想図です。

未来を正確に予想することは不可能です。エンタメとして聞きましょう(笑)

2035 10年後のニッポン / 堀江貴文(2023

1.AI

 ・今年は、ChatGPT が話題になりました。著者は、2023年がシンギュラリティ(AIが人類の知能を超える転換点)になると論じます。2035年には、日本の労働人口の49%が、AIに代替されると予想します。

2.お金・経済

 ・年金制度は、破綻しませんが、支給額は減額されるでしょう。私たちは、自分で資産形成をする時代になります。現時点では、長期・分散・低コストの投資信託を推奨します。←私と全くの同意見です。

 ・2035年、日本は観光立国になるでしょう。立地が良い沖縄はアジアのハワイ(リゾート地)になり得ると評価しています。

3.仕事・暮らし

 ・教師不足の対策として、ビデオ学習の導入を提案します。一部のカリスマ教師のビデオ学習を基本とし、ほかの教師は、問題を抱える生徒のケアに特化するのです。

 ・高齢者の健康増進の実態に合わせて、老人の定義を、現在の65歳以上から75歳以上に修正すべきだと提案します。65歳から75歳の方々を生産年齢とすることで、労働不足問題や高齢者の更なる健康増進に貢献できると話します。

 ・マッチングアプリで成立したカップルは、離婚率が低いと言われています。そこで、シニア向けのマッチングアプリの事業化を提案します。パートナーと別れた、シングル・シニアの生きがい創出のため貢献できると論じます。

4.産業

 ・自動車市場の急激なEVシフトにより、トヨタを含めた日本の自動車メーカーのプレゼンスが低下していくでしょう。かつてガラケーの覇者、ノキアがスマホの誕生により衰退したように、トヨタの衰退を予想しています。

 ・電気自動車メーカーのテスラは、EV技術から家庭用蓄電池(Powerwall)を展開しており、今後、仮想発電所(VPP)の事業化によりパワーサプライで世界をリードするでしょう。

5.テクノロジー

 ・3次元の仮想空間、メタバースは、3Dビデオゲームの世界で浸透していくでしょう。ただ、メタ社が開発しているHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着した仮想空間を利用した新ビジネスの実用化はかなり難しいと考えます。企業研修の疑似体験程度にとどまりそうです。

 ・人類は、人口太陽(核融合発電)の実用化を目指しています。核融合炉の燃料は重水素、海水に大量に含まれています。異次元の発電能力を持ち、安全、安定、エコロジーなのです。2035年頃、核融合発電が実用化され、世界中のエネルギー問題が解決されることを期待しましょう。

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